国家資格キャリアコンサルタントの継続には、更新講習の受講が必要です

キャリアコンサルタントの登録を継続するためには5年ごとに更新を受けることが必要となります。
これは、キャリアコンサルタントについて、試験合格時に確認した知識・技能を継続的な学習によりブラッシュアップしていることを制度として確保し、キャリアコンサルタントの資質を保証することによって、キャリアコンサルタントの活用を促進していくことを企図しているものです。

更新講習は、「知識の維持を図るための講習(知識講習)」と「技能の維持を図るための講習(技能講習)」から構成されています。
いずれも厚生労働大臣の指定を受けた講習を、決められた時間以上受講する必要があります。

もし有効期限内に「更新に必要な講習」を受講できなかった場合、資格は失効となり、再度登録を希望される場合は新規登録手続きを行う必要があります(登録免許税も再度必要です)。

知識講習について
知識講習には、時間の経過に伴い内容自体が変化する労働法令や労働市場の実態等を重点に知識のブラッシュアップを図ることを主たる目的とするものであり、資格取得後に改定のあった労働法令等の最新知識をすべからく修得することが求められます。

含まれる科目

知識講習には、次の科目が含まれています。

  • 職業能力の開発の知識
  • 人事管理及び労務管理の知識
  • 労働市場の知識
  • 労働関係法令及び社会保障制度の知識
  • 学校教育制度及びキャリア教育の知識
  • メンタルヘルスの知識
  • その他キャリアコンサルティングを適正に実施するために維持を図ることが必要な知識

必要講習時間

8時間以上

受講のタイミング

知識講習は、その知識をブラッシュアップするという観点から、更新を行う直前の概ね1年の間に受講することが望ましいものですが、これ以外のタイミングでも、その時点での最新情報を把握するために同講習を受講することはむろん妨げられませんし、これ以外の方法、具体には厚生労働省ホームページや指定登録機関の情報を確認する等により、労働法令等の最新知識を常に把握しておくことが望まれます。

技能講習について
技能講習は、受講者のキャリアコンサルタントとしての経験、活動分野や能力水準等に応じて、補うべき分野やさらに伸ばすべき分野が異なることから、一定の科目の範囲内から「受講者がキャリアコンサルタントとしての経験に応じて必要な科目を選択して受講すること」とされています。

科目の範囲

一 キャリアコンサルティングに関する基本的な技能 1 カウンセリングの技能
2 グループアプローチの技能
3 キャリアシート(職業能力開発促進法第15条の4第1項に規定する職務経歴等記録書を含む。)の作成指導及び活用の技能
4 相談過程全体の進行の管理に関する技能
二 相談過程において必要な技能 1 相談場面の設定
2 自己理解の支援
3 仕事の理解の支援
4 自己啓発の支援
5 意思決定の支援
6 方策の実行の支援
7 新たな仕事への適応の支援
8 相談過程の総括

必要講習時間

30時間以上
※ただし、技能検定キャリアコンサルティング職種1級に合格したキャリアコンサルタントからキャリアコンサルティングの実務に関する指導を受けた時間又はキャリアコンサルティングの実務に従事した時間については、10時間以内に限り上記の講習を受けたこととみなされます。

受講のタイミング

技能講習は、キャリアコンサルタントがその経験や活動領域等に応じて計画的に受講することが望ましく、たとえば、毎年に6時間ずつ、順次より高いレベルの講習を受講していくことなどが考えられます。
厚生労働大臣の指定する技能講習には、領域や技能に着目したものや、技能レベルに着目したものなど、多様な講習がありますので、ご自分に必要な技能を踏まえ、最も効果的な講習の組合せを念頭に、これらを計画的に受講することが期待されます。

一般財団法人雇用開発センターの技能講習

講義風景

技能講習「認知行動療法について」講義風景

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