「2018年卒大学生就職活動調査(第一回)の結果速報」について

2018年卒の大学生・大学院生が、売り手市場に変化した就職活動シーンにおいて、就職活動をどのようなスケジュールで行っているか、内定取得状況や取得後にどのような行動をとるのかを調査しました。

【結果概要】

  • 6月時点での内々定率は65.1%。男女別では男性が66.3%、女性63.9%、文理別では文系61.9%、理系70.6%となっている。
  • 内々定保有者の72.1%が「内々定先の企業に満足しているので、就職活動を終了する(終了している)」と回答。昨年同様(70.5%)高い数字となっている。
  • 全体の64.4%の学生がエントリー解禁日である大学3年生の3月1日以前に就職活動を開始しており、前年の58.6%を上回っている。現在の就職活動スケジュールになって、企業側だけでなく学生の活動も早まってきている。
  • 「スマホだけで就活を行った(7.6%)」と「スマホが殆どでパソコンは時々使った(26.2%)」を合わせると33.8%の学生がスマホメインの就職活動を行っており、昨年同月の26.5%を上回る。
  • 現行の就職活動スケジュールについては、「就活期間がちょうど良いと思う」が44.4%で最も多く、昨年の32.9%を大きく上回り、学業と就職活動の両立についても、「両立できたので、ちょうど良い」が昨年の33.6%から46.2%へと大きく伸ばしている。
  • 若者雇用促進法の職場情報提供制度について「まったく知らない」学生が6割を超えている。「詳しくは知らないが聞いたことがある」程度の学生を合わせると約85%に上り、認知度は低くなっている。

 

【調査に関するお問い合わせ】
メール:kouhou@earc.or.jp
電 話:03-6550-9516
一般財団法人雇用開発センター